調22 前田公園南地区

当記事は2014年05月10日の記事を再編したものです。当時の記録を残す為、表現等は原則的に当時のものを優先しています。

今回紹介するのは決定番号:調22『前田公園南地区』です。

この地区は道道44号線『石狩手稲通』に面し、手稲郵便局前田公園が近くにあります。

手稲郵便局は郵便業務24時間受付の『ゆうゆう窓口』がある旧・本局です。
(郵政民営化により、『本局』という名称は使用されなくなりました。)
前回の『調20 新川北地区』同様、かなり注目度の高いエリアですね。

地区計画の範囲はこんな感じ。

Googleマップではこんな感じ。

地区計画の目標は以下の通り。
 当地区は、都心部より北西へ約11kmに位置する周辺が市街化区域で囲まれた市街化調整区域で、
 隣接する都市計画道路「石狩手稲通」および「稲山通」や上・下水道等の都市基盤は既に整備が完了している。
 「札幌圏都市計画都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」では、都市の効率的な維持、整備を行うため、
 周辺が市街化区域で囲まれた市街化調整区域において地区計画制度を活用し、
 周辺市街地と調和のとれた土地利用の誘導を図っていくこととしている。
 そこで、本計画は、用途地域等の指定に代わる土地利用制限を定めることにより、
 当地区で計画されている開発事業の事業効果の維持増進や計画的な土地利用の誘導を行い、
 緑豊かで良好な市街地の形成を図ることを目標とする。

市街地の中にポツンと調整区域がある『穴抜き市街化調整区域』ですね。
次回の都市計画の見直しの際、市街化区域に編入される予定です。

上の用途地域図を見ると、かなりポツンとしている事がわかるはずです。

こういった『穴抜き市街化調整区域』は他にも
新川北地区』、『清田・新栄地区』、『曙11条2丁目地区』があります。

『穴抜き市街化調整区域』の詳細については『新川北地区』の記事を参照して下さい。

実際の制限の内容については札幌市HPのPDFファイルを参照して下さい。

(この地区計画には解説書の公開はありません。)

さて、この『前田公園南地区』の一番の特徴は、地区計画に3つの色分けがされている点です。
(市街化区域内の地区計画ではよくあるパターンなのですが、市街化調整区域では珍しいです。)
『低層住宅地区』『機能複合地区』『沿道地区』の三種類があり、
それぞれに建築出来る建物の種類は異なります。

特に『沿道地区』は、『近隣商業地域』に準じた取扱いとなっており、比較的大きな店舗が建築可能です。
この一画はすでにオリックスが『クロスガーデン手稲前田』の名称で、5店舗を建設し、
平成23年9月23日にグランドオープン、現在も各店舗が営業しています。

この土地は、個人所有で、オリックスが定期借地契約を結んだとの事です。

過去の航空写真を見ると何もない野原で、それが急に開発された為、インターネット地図で航空写真を見ると野原に店舗があるような表示になるのがシュールですね。

このほか、北側については現在更地ですが、『低層住宅地区』として、住宅街として分譲されていく見込みです。

また、
『低層住宅地区』の中に一本、『区画道路』として公道が出来る予定になっています。

手前の道路の延長線上に真っ直ぐ道路が走る予定になっています。

同様の新興住宅街である『明日風』『星置』と比較すると、手稲駅から徒歩15分と比較的中心部にあり、周囲の小中学校や商業施設も充実しているため、かなり暮らしやすいのではないでしょうか。
(まぁ、現在分譲されていませんから、結局のところ価格次第と言わざるを得ませんが…)

北側には、札幌市営の前田公園団地があります。
そこまで古い団地ではありませんが『団地』という単語に抵抗がある方(たまにいます)は、避けた方がよいかもしれません。

決定:平成22年4月6日 変更:平成25年2月28日の地区計画資料を基に記述しています。
今後、地区計画について内容やエリアの変更がある場合がありますの で、ご注意下さい。