さて、今日は道路内のインフラ調査の最終回、上水道の配管状況の調査方法です。
ガスや下水道とは違い、必ず窓口で行う必要があります。
ネットやファックスでお気軽に調査、とはいかないのは大事な飲み水だからなのでしょう。
道路内の『上水道台帳』を取得するためには、全部で4つの窓口があります。
どの窓口でも市内全域をカバーしていますから、お近くの窓口に行きましょう。
中部水道センター (札幌市南区川沿2条2丁目2番7号)
北部水道センター (札幌市北区新琴似6条2丁目1番1号)
南部水道センター (札幌市豊平区豊平8条10丁目2番1号)
水道局資材センター庁舎 (札幌市東区東苗穂2条3丁目2番23号)
窓口に出向いたら、置いてある『地下埋設物(水道管)調査受付票』にこのように書きましょう。
この用紙を窓口の係員さんに提出すると、道路内の『上水道台帳』を印字してもらえます。
配管の太さなどについても、合わせて説明してもらうことが出来ますが、具体例については『B-8 上水道台帳の見方』で紹介します。
このように、窓口に行けば誰でも無料で取得できる上水道台帳図ですが、誰でも無料で取得できるのは道路内の配管までのお話で、敷地内の配管状況については、個別に手数料を支払って確認をする必要があります。
(その場合には、敷地所有者本人の身分証明書や、所有者からの委任状が必要になります。)
飲み水については重要性が高いだけあって、セキュリティが比較的強めです。
また、宅地内配管の状況確認や水道メーターの廃止など諸手続きについては、札幌市中央区大通東11丁目にある本庁舎で一括受付していますが、『上水道台帳図』の配布については、本庁舎で取り扱っていませんので、その辺も注意しましょう。
当記事は2013年10月16日の記事を最新の状況を反映し改稿したものです。
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